のぼりの研究を始めて、その歴史が思っていたよりも相当古いという事がわかり、衝撃を受けました。
なんと、中国の魏志倭人伝の中に、その存在を示す記述があったのです。
邪馬台国の女王卑弥呼。
彼女に対し、邪馬台国の地位保障のしるしとして戦いのための旗が贈られたという内容で、これが今でいう所ののぼりというわけです。
日本書紀では、「百済の皇子余昌が、自分の狭量で新羅に対する出兵を強行し、結果的に父親を死なせてしまった際、出家すると言い、それを臣下にとめられ、代わりに国民100人を出家させることにした」とあります。
この時に、のぼりや旗を用意していろいろな功徳を行ったという事が記されており、神事などの宗教的な儀式においても、かなり古くからのぼりが使われていたのだという事がわかります。
研究を進めていくと、日本人の歴史の中にかなり深く食い込んだ存在なのだという事がよくわかり、なおさら、現代まで続く伝統として形を変えたわけを知りたくなりました。
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